まぶたの重だるさ、頭痛、肩凝り…原因は「眼瞼下垂症」かもしれない

公開日: 更新日:

 主な自覚症状は、まぶたの重だるさや見えづらさ、頭痛や肩凝り。眉の位置が上がる、額のシワが深くなる、二重の幅が広がる、左右の目の大きさが違う、目がくぼむなど容貌の変化もある。まさに、記者だ。

「自覚症状があり、日常生活に支障が出てきたと感じる人は、眼科もしくは形成外科に相談することをお勧めします。まぶたの下がり具合、まぶたの動く距離を計測し、眼瞼下垂症を診断します。後天性の眼瞼下垂が頭痛や肩凝りの原因となっていることもあり、それらが治療で解消した患者さんもいます」

■治療で「生活の質」がアップする

 治療は、二重の線に沿ってまぶたを切開し、はがれた腱膜を瞼板に再固定する「腱膜前転法」が一般的。まぶたの下がりが強い重度の眼瞼下垂症では保険適用となることが多い。

「腱膜前転法の手術を行うと、眉と額を上げて目を開けなくても簡単に目が開くようになりますが、眉と上まぶたの皮膚が下がってきます」

 目と眉の距離が短い人や皮膚がたるんでいる人は顔が変わり、不自然な印象になることもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」