特に愕然(がくぜん)としたのが、「電池が必要なんて知らなかった」という感想が出たとき。ほかの来場者も大勢がうなずかれていたのでした。
ただ講演会終了後に頂いたアンケートの感想を拝見すると「今まで知らなかったことが知れてよかったです」「現在、主人とのやりとりでしばしばストレスを感じている。今日のお話で、やはり放っておくことはいいわけないと思いました」「認知症と難聴についてもっと知りたい」といった内容で、改めて補聴器を扱う人間として、社会に向けて難聴のことや補聴器のことをお伝えしないといけないなと襟を正すきっかけになったのでした。