まるで“身にまとうサプリ”のような機能性フレグランスが注目されている
他にも色々出ていて、Vyrao(ヴィレオ)の「ザ・シックス」は、レイキや気功と中国伝統医学の技術から生まれた、マインドフルネスを強く意識したフレグランス。Abel(アベル)の「ポーズ」は、更年期と香りの関係を研究により作られた、ホルモンのアンバランスによる感情の乱れを軽減する香り。
これまでフレグランスといえば、ハイエンドのブランドやセレブがデザインしたものが主流で、どちらかというと他人に対して香らせるものでした。しかしこれからはウェルネスやマインドフルネスに寄った、ナチュラルでクリーン、そして機能性を持った「自分のための」香りが、ますます注目を集めそうです。
特に若いZ世代を中心に、メンタルを中心とした日々のセルフケアは、私たちの毎日に不可欠になって来ています。機能性フレグランスのトレンドは、こうした現実とも無関係ではありません。