【白血球】慢性的に白血球が多い人が気をつけるべき病気
ただし自覚症状はほとんどありません。白血球も、赤血球や血小板も、正常なものとほとんど違いがありません。そのため慢性白血病患者の大半は、健診で見つかった人で占められています。最初から急性白血病の人は急激に体調不良が悪化していくため、健診よりも前に、病院にかかります。定期健診で見つかるようなことはまずありません。
慢性白血病は、放っておくと急性白血病に変わって(急性転化)、命に関わることがあります。しかしよく効く薬が開発されているため、早めに治療を始めれば、急性転化を防ぐことができるとされています。
健診で白血球が多いと言われ、再診を勧められたら、迷わず大きな病院を受診するべきです。