糖尿病(3)1週間で5キロ減量…“代償”は両足の靴ずれ

公開日: 更新日:

 ただし、その“代償”も支払うことになった。

 普段、歩き慣れていないのにいきなり毎日長距離を歩くようになり、靴ずれによる血腫が両足裏の親指そばの母指球あたりにできてしまったのだ。

「しばらくはテープを貼って、厚手の靴下をはいて痛みを抑えようとしたのですが、血腫が大きくなっているようで……。糖尿病の知人は、足の傷を軽く考えているうちに足先が壊死(えし)して足を切断した。そのことを思い出しました」

 怖くなったAさんは、自宅近くの知り合いの皮膚科医院の医師に急きょ、診てもらったという。

「血腫の周りに水疱があり、細菌が増殖している恐れがあるかも、というので、切開して治療してもらいました。医師には『ただの靴ずれだけれど、糖尿病があるのなら注意した方がいい。5日程度は無理しないで』と言われました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」