大腸カメラは痛くてつらい…いえ、楽ちんに受けられる方法があります!
谷口院長は「つらい検査は『次』を避けるようになり、早期発見の見逃しにつながりかねない」と指摘。大腸がんは早期発見されれば「完治」を目指せるのに、死亡数は女性1位、男性2位というのも、「大腸内視鏡は痛い・つらい」といった思い込みの蔓延が関係しているのかもしれない。大腸がんは患者数も1位。だれがなってもおかしくないからこそ、大量の下剤を飲まなくてOK、かつ痛くない・つらくない検査法があることを念頭に置いておこう。
なお記者の場合、便潜血検査陽性だったので、どの検査も保険適用。胃・大腸内視鏡検査、ポリープ切除、病理組織検査で3万650円(3割負担)だった。
◆水浸法は、大腸内視鏡医の後藤利夫医師が開発。行うクリニックが全国にある。