大腸カメラは痛くてつらい…いえ、楽ちんに受けられる方法があります!

公開日: 更新日:

 アラフィフ記者が健康診断を受けたら、「便潜血検査、陽性。大腸内視鏡(大腸カメラ)を受けてください」との結果だった。痛い、つらいといわれる大腸内視鏡。痛くない検査はないものか。

 便潜血反応は大腸がんのスクリーニング検査で、確定診断には大腸内視鏡が必要。ポリープが見つかれば病理診断で良性か悪性かを調べる。

 大腸内視鏡は肛門からカメラを入れる。医療・健康モノを取材して24年の記者が真っ先に頭に浮かべたのは「水浸法」の大腸内視鏡だ。最近した取材ではないのに記憶に残っていたのは「痛くない」かつ「ポリープ切除が正確・安全」の2点が印象的だったから。

 取材で話を伺った「新宿内視鏡クリニック」の谷口将太郎院長によれば、従来法は腸を膨らませるのに大量の空気を使う。内視鏡のスコープを腸の中で押し進める際、腸が伸びたり膨らんだりするため痛い。

「一方、水浸法は少量の水を使います。腸がまっすぐな状態になり、スコープとの摩擦抵抗が減りスムーズに挿入できます。腸に穴が開くなどの合併症のリスクも低くなります」(谷口院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動