大腸カメラは痛くてつらい…いえ、楽ちんに受けられる方法があります!

公開日: 更新日:

 谷口院長は鎮静剤も使用。緊張が軽減し、より痛みがなくなる。

 大腸内視鏡は、検査前に大量の下剤(約2リットル)を飲まなくてはならないのもハードルが高い。しかし、新宿内視鏡クリニックでは希望者に対し「内視鏡的洗浄液注入法」も選択肢にある。胃内視鏡(胃カメラ)で下剤を小腸と胃の中に注入する方法だ。よって、大量の下剤を飲まなくて済む。

「ただし、大腸内視鏡の前に胃内視鏡を受ける必要があります」(谷口院長)とのことだが、大腸がん胃がんともに日本人に多いがん。アラフィフ記者は、それらのがんのリスクが高くなる年代でもある。同時に診てもらえるのはありがたい。胃内視鏡も鎮静剤を用いるので痛みや苦しさはない、とのこと。

保険適用なら3割負担で3万円程度

 さて、検査当日。食事は取らず、新宿内視鏡クリニックへ。

 お尻部分に切れ目が入っているズボン、それをすっぽり覆い隠すガウンの検査着に着替えて、待機。11時半くらいから胃内視鏡が始まった。実は記者は別の病院の人間ドックで毎年胃内視鏡を受けており、鎮静剤を毎回投与してもらっているものの完全に眠っているわけではなく、「そうは言ってもつらいよね」という認識だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動