本格的な猛暑が到来!「クーラー病」を徹底的に防ぐ6つの方法

公開日: 更新日:

「体が冷えて交感神経が優位になると、下痢や腹痛のほか、血管の収縮によって血行が悪くなり、頭痛腰痛肩こりの症状を引き起こします。日頃からストレスを感じやすい人、睡眠不足の人は自律神経が乱れやすいので注意してください」

 とりわけ高齢者は、加齢に伴い体温調節機能が低下している。気づかないうちに低体温になりやすいので気をつけたい。

 クーラー病を改善・予防するには、とにかく「冷やさない」が基本になる。冷えの症状があれば、①夏場でも厚手の靴下やレッグウオーマー、腹巻きの着用やひざ掛けで体を温める必要がある。

「②サーキュレーターの使用も効果的です。暖かい空気は上部にとどまりやすいので、サーキュレーターを上向きで回しておくと上から下に暖かい空気が流れ、足元の冷えを予防できます」

 また、③温かい麦茶やルイボスティー、さゆといったカフェインレスの飲み物を取るのも有効だ。一方で、コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれ、カフェインには交感神経を活性化させ冷えを助長させるリスクがある。飲むなら自律神経に影響がない1~2杯程度にとどめるといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」