高血圧症の克服(1)降圧剤を飲んでも治らなかった血圧が正常に

公開日: 更新日:

 左手内側のくぼみから1~2センチ上に装着した腕帯を、心臓と同じ高さにして手のひらを上向きに。さらに呼吸を整えて再度測定したが数値は変わらない。しかも、翌23日、24日、25日の測定も、血圧が正常値を示したという。

「この日から8月上旬までの3カ月近く、正常な血圧値をキープしたままなのです。本当に驚きました」

 働き盛りだった20年前、自宅近所のクリニックで市の定期健診を受診し、「血圧が少し高い」と診断され、生まれて初めて降圧剤を飲み始めた。ただし、高血圧症と診断されても、気になるような自覚症状がない。それでも高血圧症は、生活習慣病の元凶といわれ、脳梗塞など多くの重い病気を誘発する血液、血管、血流の病気であることは自覚していた。

 以来20年間、降圧剤が毎日の常備薬になった早川さんは、財布にいつも10錠ほど忍ばせていた。 (つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」