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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【子宮がん検診】発見は1万人当たり2人…自覚症状が乏しく発見が遅れやすい

公開日: 更新日:

 対策型の子宮がん検診は、市町村が行うことになっており、費用は500~2000円程度。しかし、会社でやっているところも少なくありません。対象は20歳以上で、とくに異常が見つからなくても2年に1回受けることが推奨されています。

 内容は問診票と細胞診です。子宮頚部に専用器具を入れて、表面の細胞を採取して顕微鏡で調べます。

 気になる発見率ですが、日本医師会によれば、受診者1万人当たり、要精密検査が240人で、実際に頚がんが見つかる人は2人です。要精密検査と言われた人の多くは「細胞異形成」と呼ばれる、一種の前がん状態になっています。しかし経過観察で自然消滅していくことも多いようです。

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