【子宮がん検診】発見は1万人当たり2人…自覚症状が乏しく発見が遅れやすい
対策型の子宮がん検診は、市町村が行うことになっており、費用は500~2000円程度。しかし、会社でやっているところも少なくありません。対象は20歳以上で、とくに異常が見つからなくても2年に1回受けることが推奨されています。
内容は問診票と細胞診です。子宮頚部に専用器具を入れて、表面の細胞を採取して顕微鏡で調べます。
気になる発見率ですが、日本医師会によれば、受診者1万人当たり、要精密検査が240人で、実際に頚がんが見つかる人は2人です。要精密検査と言われた人の多くは「細胞異形成」と呼ばれる、一種の前がん状態になっています。しかし経過観察で自然消滅していくことも多いようです。