痩せ薬「GLP-1受容体作動薬」はどう使うべきか…適応外使用が問題に

公開日: 更新日:

 では、発売以降は、健康保険適用でダイエットのためにGLP-1受容体作動薬を正々堂々と使えるようになるのでは──。そんな期待が生まれるかもしれないが、対象者は厳格に決められている。

 それは、①高血圧脂質異常症、2型糖尿病のいずれかの病気があり、食事療法や運動療法を行っても十分な効果を得られず②肥満度を測るBMIが35以上か、27以上で肥満に関する健康障害(囲み参照)が2つ以上あるか。

 また、処方できる医療機関も、一定の要件を満たしたところに限られている。

 一般的なクリニックや診療所では処方は難しいと考えた方がいい。

 なお、「肥満症」は単に太っていることを指すのではなく、「肥満(BMI25以上)があり、かつ、肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする疾患」を指す。

「たとえ肥満症で、GLP-1受容体作動薬処方の対象であったとしても『薬だけで楽々痩せられ、ずっと維持できる』とはなりません。食生活の見直し、運動習慣を身に付けるといったことは必須です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり