料理を始めたら「見えるもの」が変わった…究極の脳トレに
自分なりの方法を見つけよう ポイントは2つ
脳トレ本がたくさん出ていますが、基本的に楽しくできるものでないと意味がない。継続できれば、なおいい。ひとつのことが、いろんなことに波及していければ、もっといいですよね。
あるスポーツトレーナーさんが言っていたのですが、運動習慣が身につくと、それに伴い行動変容が起こることが珍しくないそうです。運動で体形が変わり、その体形を維持するために食事内容が変わる。夜はお酒を控え、早く寝るようになる。体を動かす楽しさを知り、同じようなタイプの人とのつながりができ、みんなでジョギングをしたり、公園で集まって一緒に体を動かしたりするようになる。
いずれも現在の健康はもちろん、未来の健康(体だけじゃなく、当然ながら脳にも!)につながります。自分なりの「何か」を見つけ出すことはとても大切です。
でも、この「何か」を見つけることが難しいのですよね。今日の例は料理と運動でしたが、実はなんでもいいんです。眠りにつく前に、「あぁ、明日はこれをするのが楽しみだな」と思えることがあればいいんです。
それを見つけるためにポイントは、2つです。
1つ目は、躊躇せず、いろんなことに試しに参加してみることです。考える前に行動です。この気持ちが一番必要です。
そして、2つ目のポイントは、そこで自分が楽しいと感じるか、難しいと感じるかを見極めることです。
「好きこそ物の上手なれ」と言いますよね。楽しいと感じるということは、自分がそのことを上手にできて自分に合っているからです。この「楽しい」と感じることなら継続します。「楽しくないこと」を続けるのは苦痛になるので、やる必要はありません。
こうやっていくと、自分に合った何かが見つかります。ちなみに、私が最近始めたことは、濃い赤のバラが前から好きだったので、最近そのバラの挿し木を試みています。いつ根が出て芽が出るか、それだけでもワクワクして、心が豊かになりますよ。