しつこい腰痛が復活…脊柱管狭窄症で手術を勧められたが抵抗がある

公開日: 更新日:

 男性によくよく話を伺うと、痛みの程度は日によってバラバラ。強い日もあれば、そうでもない日もある。診察時に前屈をしてもらったのですが、「10日前は左臀部から足先までがすごく痛かったのに、いまはそれほどでもない」とのことでした。しかし後屈をすると、やはりその左臀部に鈍い痛みが走る。MRIで詳しく調べると、腰椎が直線化し軽度に側弯していることが分かりました。

 診断名は、主病名が脊柱管狭窄症で、副病名は椎間板ヘルニア。3カ所の椎間板に特殊ジェルを刺入させるセルゲル法を実施することとなりました。ただし、この男性の脊柱管などの状態では、治療効果は限定的で、よく見積もっても期待できる症状の軽減は50%程度であること、治療後は1日から2週間程度は重い痛みが出現する可能性があること、治療効果はすぐには出ず、3週間から3カ月ぐらいかかることなどを事前に説明しました。

 それから1週間後は足のつま先がしびれ、お尻にも痛みがありましたが、1カ月後には腰が重い感覚はあるものの、それ以外は良くなったとのこと。3カ月後になると、痛みのレベルは変わらないが痛むのは常ではなく時々に。そのほかの症状は皆無というところまで改善しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末