がん放射線治療ウソホント(4)治療後は胸が1カップしぼんだ

公開日: 更新日:

 放射線治療では照射部分が必ず肌荒れする。私も、治療開始から2週間すぎた頃には皮膚が真っ黒に。入浴時、熱い湯は肌がピリピリするので、ぬるめの湯で入浴するようになった。日焼けが心配なこの時季に気をつけることはなにか。東京・世田谷区にある国立成育医療研究センター放射線治療科の藤浩医師(放射線治療専門医)に話を伺った。

「医師は肌の状態をこまめにチェックし、とにかく乾燥しないよう、保湿ができる薬剤を処方します。普段から使用しているボディークリームなどもあるかと思いますが、その中のどんな成分が肌荒れを悪化させるかわからない。治療中は病院処方のもののみ使用するようにしましょう。同じ理由で入浴剤や制汗剤なども控えてください」(藤医師=以下同)

 私の場合、治療終了から3週間程度で皮膚の色はほぼ元に戻り、乾燥もなくなった。

 治療前にインターネット検索で気になったのが「閉所恐怖症の人には放射線治療は難しい」という一文。閉所恐怖症でMRIやCT受診時には緊張で体がこわばる私が耐えられるか……。が、これは杞憂だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に