「酸化マグネシウム」を含む下剤を牛乳で飲んではいけない理由
ちなみに、食品との相互作用もあり、酸化マグネシウムを大量の牛乳で服用した場合、カルシウム再吸収が増大することによる「高カルシウム血症などの症状(ミルクアルカリ症候群)」も知られています。その他にも腎機能障害がある方や高齢者、特にマグネシウム製剤を長期連用されている方では、「高マグネシウム血症」を呈する場合もあるため、定期的な血液検査を依頼しています。
このように市販薬であっても注意点がある場合も多いので、ご自身が服用される薬については成分なども確認し、疑問点や不明点は気軽に薬剤師に確認するとよいでしょう。