著者のコラム一覧
牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

「くさやとさつまいも」と新島で思い出す“飛騨ん爺親子”

公開日: 更新日:
画・牧野伊三夫

 江戸時代に飛騨で重い年貢に苦しめられた農民たちが起こした「安永の大原騒動」という一揆があった。そのとき裕福な町民の身であった上木甚兵衛は、我が身をかえりみず農民たちの味方をしたために重罪に処せられ、遠く伊豆諸島の新島へ流罪となった。

 教養の深かった甚兵衛は、島で子供たち… 

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