人には常に別れが避け難く訪れる 植物は散り際のはかなげな様子が美しい
長野県松本市の郊外にある滞在型市民農園、四賀クラインガルテン。今年の3月末まで25年も通い続けたのだから、私にとってはここはもはや生涯忘れ得ぬ土地だ。
だが、3月の退園の際、私はこの標高650メートルの山里に、こよなく愛するたくさんの植物たちを置き去りにしてきてしまった…
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