和歌山県北部の地震と関係しているのか…関西・中部で「地震雲」目撃情報が続々と
《西方向にすごくデカ地震雲、鱗雲が続いてる感じ関西ら辺で地震来そう》ーーここ数日、SNSでは、関西から中部エリアで撮られたという赤い空にウロコ雲の写真と地震を懸念する投稿が散見される。
写真は①は9日の大阪南港(住之江区)、②は5日の三重県南勢地域で撮られたものだ(いずれも読者提供)。
気象庁によると、11日1時21分後頃に和歌山県北部で震度2(M4.1)の地震が発生。規模は小さいながら、「和歌山県北部」を震源とした有感地震は、6月に3回、5月に3回、4月に4回と頻繁に起こっている。また、 和歌山県 、 徳島県 、 兵庫県・淡路島 を囲むエリアの「紀伊水道」を震源とする地震も、4月と5月にそれぞれ3回発生している。石川県の能登地方の地震や伊豆諸島の新島・神津島近海、千葉県南部の地震などが注目されがちだが、和歌山周辺のエリアも不気味だ。いずれも、南海トラフの巨大地震と関係するとみられる地震だ。それだけに最近の地震雲の目撃談が話題になっている。