ジャニーズも日大も…ノイジーマイノリティーに「悪代官認定」されたら一巻の終わり
初動を誤って炎上したら、ジ・エンド。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「ノイジーマイノリティーは承認欲求が強い。それぞれに正義感というか“俺の正義”があって、俺は正しいと世間に認めてもらいたいわけです」と、こう続ける。
「それなのに上級といわれる人ほど我を張りたがる。例えば悪いことをしたら、とりあえず素直に謝るという子供でも分かる常識も破りがち。そのうえ不遜な態度にもなりがちで、彼らの正義感を逆なでする。“俺の正義”に沿わない人や組織を“悪代官認定”して〈俺たちの方が世間の常識にのっとっている〉〈コイツは叩いても大丈夫〉と狙いを定めてヒートアップしていくわけです」
日大に至っては足並みを揃えて謝罪するどころか、理事長と副学長で内部抗争を繰り広げているから始末に負えない。
「初動をミスって炎上してから素直に謝っても、〈そんなこと思ってもいないだろ〉と嘘つき呼ばわりされるのがオチですね」(前出の井上氏)
可愛げがない、弱みを見せない隙のなさも、ノイジーマイノリティーを刺激するそうだ。