信頼を得る報告の仕方「たくさん」「少し」ではなく具体的な数字で表す
また、人によって感じ方が違うあいまいな表現は避けることも重要です。「たくさんの方がご参加くださいました」「以前の製品より少し軽くなりました」の「たくさん」「少し」は、人によってイメージが異なります。「約500人の方がご参加くださいました」「以前の製品より400グラム軽くなりました」などのように、数字で表せるものは数字を使って伝えるとより正確に伝わります。
④報告事項は「整理」して話す
わかりやすく正確に報告するためには、伝える内容を事前にしっかりと整理しておくことが大切です。
まずは「目的」。何のための報告かを明確にします。そして「結論」「経緯や理由」「自分の考え」などを整理・分類し、どのように報告するかを考えます。
その際、伝えるべき情報と伝えなくていい情報を判断することも重要です。言い訳や愚痴は、報告の場では伝えなくていい情報です。
このように、事前に報告の内容を整理することで聞き手の負担が減り、わかりやすさは格段にアップします。