頻発する東方沖地震の不気味…そして懸念される「能登と千葉の類似性」
立て続けの地震が不気味で仕方がない。1日、千葉県と埼玉県で震度4の地震が発生。震源となった千葉県東方沖で震度4の地震が観測されたのは29日に続き2日連続だ。2日未明には県南部で震度4の地震が起きた。
気象庁の地震情報によれば、千葉県東方沖では、27日からきのう午後3時までに震度1以上の有感地震を16回観測。うち5回は震度3以上だった。
こうまで頻発していると、気になるのは巨大地震の可能性だ。千葉県東方沖ではマグニチュード7クラスの地震が1987年に発生している。立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)はこう警鐘を鳴らす。
「千葉県沖で群発地震から本震が発生するケースが懸念されます。年初の能登地震も2016年の熊本地震も同じパターンでした。関東大震災も本震前に前兆のような地震が観測されたといわれています。今回の地震が本震の前触れである可能性に注意が必要です」
巨大地震が発生した場合、とりわけ千葉が心配なのは、能登半島との類似性だという。