無意識な「フキハラ」あるある4選 職場や家庭でやらかしていない?
最近よく聞くフキハラって?
ここ最近でできたハラスメント用語の一つとして「フキハラ」があるのですが、ご存じでしょうか。
「不機嫌ハラスメント」の略。今回はよくあるフキハラエピソードを紹介します。
フキハラとは「不機嫌ハラスメント」の略。文字通り、不機嫌な態度を取って周りを威圧し、不快にさせたり気を遣わせようとしたりすることをいいます。このフキハラ、職場や家庭で無自覚でやってしまっている人が多いのだとか…。
よくあるフキハラを4つ紹介するので、自分がやっていないかチェックしてみてください。
フキハラをしていると周りを不快にさせてしまうのはもちろん、気づいたら周りから人がいなくなっていて独りぼっちになってしまうので、自分にとってもデメリットしかありません。
早速、日頃の言動がフキハラに該当しないかチェックしてみましょう!
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職場や家庭でやってないかチェック! よくあるフキハラ
職場や家庭でありがちなフキハラを4つ紹介します。あなたの無意識な行動、もしかしたらフキハラかも?
1. 部下が仕事を失敗したので態度を変えた
自分が上司や先輩の立場の場合、部下や後輩が大きなミスをしてしまうとしわ寄せを食らうので、ちょっとイラッとしてしまいますよね。でも、仕事で失敗はつきもの。適切な指導をしてエールを送るのが上司や先輩の役目です。
逆に、部下や後輩がミスしたことをきっかけに、素っ気ない態度を取ったりきつい口調で接したりするのはフキハラだと捉えられてしまう可能性アリ。
「大きな失敗の尻ぬぐいをしなくちゃいけないんだから、少しくらい部下に冷たい態度を取ってもいいでしょ」と思うかもしれませんが、冷静に。
部下・後輩が「自分のせいで上司・先輩が不機嫌に…どうしよう。泣」と萎縮してしまってもよくないですし、「一度の失敗でこんな露骨に嫌な態度を取られるなんて、フキハラだ!」と感じられても仕方ありません。
2. 契約が取れず、会社でため息ばかりついた
顧客候補の企業と商談したものの、契約が取れなかった…。こんなとき、誰だって気分が落ち込んでため息一つくらいつきたくなるもの。でも、会社でやったらフキハラだと捉えられかねないのでNG。
周りの人が何度もため息をついていたら、「この人、不機嫌なのかな?」「声をかけて事情を聞くべき? それとも放っておいて欲しいかな?」と気を遣いますよね。
気を遣わせている時点で、フキハラだと捉えられてしまってもおかしくないんです。
3. 生理でイライラしたので夫に当たった
職場以上に無自覚にフキハラをしてしまいやすいのが、家庭。特に女性は生理や更年期など、ホルモンバランスの関係で、情緒が不安定になることが多いです。
そのイライラやモヤモヤを、夫や彼氏にぶつけていませんか? 自分のパートナー相手だと気が緩むのもわかりますが、八つ当たりをしすぎるとフキハラになってしまいます。
4. 夫婦喧嘩でムカついていたので子どもを無視した
フキハラの対象になるのは、自分が気を許した相手か、大抵の場合、自分より弱い立場の人。その2つの要素を持つ我が子に、無自覚でフキハラをしている親も少なくありません。
夫婦喧嘩をしてイラついているときに、「ママ〜お腹減った〜」と声をかけられてさらにイライラして無視をしてしまったり、「ママのことを奴隷とでも思ってるの!?」とどなったりしていませんか?
これは立派なフキハラなので、子どもがいる方は要注意です。
職場や家庭で無自覚にやりがちなフキハラ
今回紹介したよくあるフキハラは、ひと昔前なら「今日は機嫌が悪いのかな…」で済まされていたかもしれません。フキハラは他のハラスメント以上に無自覚にやってしまいがちなので、今までの自分の言動を振り返ってみてくださいね。
(コクハク編集部)