ホワイトハウスへの“ドリームチケット”民主党最強ペアは? ハリスが副大統領候補6人を面接

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 3カ月後に迫った米大統領選は、土壇場の「選手交代」で俄然盛り上がってきた。民主党のバイデン大統領からバトンを渡されたハリス副大統領が、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領を猛追。目下、相方となる副大統領を選考中だ。これが奏功すれば、トランプを引き離す可能性がある。ホワイトハウスへの「ドリームチケット」をもたらす最強のランニングメートは誰なのか。

 ハリスの好感度は急上昇している。ブルームバーグ通信などの世論調査(7月24~28日実施、7州の4973人対象)によると、大統領選の勝敗を左右する東部ペンシルベニアや西部アリゾナなど激戦7州全体で、ハリスの支持率は48%。トランプの47%を上回った。バイデン撤退前はトランプが7州で2ポイントリードしていたが、ハリスはこの差を埋めた。バイデンも嫌、トランプも嫌だという「ダブルヘイター」からの支持を集めたと見られている。

■7日から参戦

 2日に民主党候補として指名が確定したハリスは選挙戦を共に戦う副大統領候補選びを進めていて、週末に有力な候補者と直接会ったとみられている。ペンシルベニア州のシャピロ知事、アリゾナ州選出のケリー上院議員、中西部ミネソタ州のワルツ知事、南部ケンタッキー州のベシア知事、ブティジェッジ運輸長官、中西部イリノイ州のプリツカー知事らの名前が挙がる。6日までに選んだ上で7日から副大統領候補と選挙運動に打って出る見通しだという。

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