国民の要望は1%なのに…自民総裁候補9人がTVジャックし「選択的夫婦別姓」論戦のアホらしさ
《総裁=首相候補が9人並んで民放番組ジャックし、国民生活とはあまり関係ない話をされても…》
《夫婦別姓の賛否も大事なのかもしれないが、社会保障や財政問題は?》
ネット上で疑問を呈する投稿が少なくない。
ちなみに夫婦別姓に強く反対していたのが故・安倍晋三元首相だ。2010年7月発売の雑誌の対談で、安倍氏は「夫婦別姓は家族の解体を意味します。家族の解体が最終目標であって、家族から解放されなければ人間として自由になれないという、左翼的かつ共産主義のドグマです」などと発言。党内保守層の間で同調する意見が広がったとされる。
ただ、安倍氏の実弟は政界を引退した岸信夫元防衛相(65)。つまり、姓は別だ。祖父の岸信介元首相と佐藤栄作元首相も兄弟だが姓は別。安倍、岸両氏で兄弟仲が悪かったという話は全く聞かないし、ましてや「家族解体」もしていない。にもかかわらず、なぜ反対していたのかは謎だろう。
いずれにしても、総裁選の各候補は国民生活を考えた論戦をしてほしい。