どうする立憲民主党? 来夏参院選で野党共闘「候補一本化なら29勝3敗」大勝予測の衝撃

公開日: 更新日:

 野党共闘が実現しなかった前回の参院選は、1人区は自民党が28勝4敗。野党は惨敗している。

連合は“共産党アレルギー”だが…

 もし、共産党を含めた候補の一本化をできなければ、また来夏の参院選も野党は大敗する恐れが強い。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「今回の選挙結果は、裏金といった自民党の敵失や、その実態を明らかにした赤旗砲など共産党によるところが大きかった。議席を伸ばした野党はそのことをしっかりと自覚するべきです。そのうえで立憲民主党はおごることなく、野党のまとめ役にならなければならない。1人区は小選挙区的な色合いが強く、共闘が実現し、一騎打ちの構図になれば勝ち馬に乗るバンドワゴン効果も期待できる。幸いにも衆院選とは違い来年の夏まで時間があるので、今から腰を据えて調整に取り掛かるべきです」

 立憲はゆめゆめ調子に乗ってはならない。

  ◇  ◇  ◇

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    【スクープ】自民・丸川珠代候補「選挙違反」の決定的証拠!夜8時以降も街頭演説しビラ配り継続

  2. 2

    旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手

  3. 3

    自民・高市一派は衆院選28敗に終わる…全国サナエ行脚も虚しく「石破おろし」ご破算の目

  4. 4

    自民・小泉進次郎氏は「選対委員長辞任」でさっさとトンズラ…選挙期間中の“食レポ”にも批判が殺到

  5. 5

    自民裏金議員は半数以上28人が討ち死に…旧安倍派は“大粛清”も「5人衆」は首の皮一枚で4勝1敗

  1. 6

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  2. 7

    逆風の石破自民「重点選挙区40」の波紋…残り5日“守りの選挙戦”で勝てない候補を切り捨てか

  3. 8

    選挙支援をアテにできない自民“カルト議員”は壊滅状態…萩生田帝国の崩壊も秒読み

  4. 9

    小泉進次郎氏サッサと選対委員長辞任…「すべて私が責任取る」で“泥舟からの逃亡”が真意

  5. 10

    河野太郎氏がご乱心? 応援演説で聴衆に敵意ムキ出し「独裁政権」「工作員」のナゾ発言も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日・井上新監督が抱える「中田翔」というジレンマ…復活に期待も世代交代の障害になりかねない

  2. 2

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  3. 3

    佐々木麟太郎の注目度・待遇はメジャー級 “大谷の母校の監督の息子”で試合運営側が忖度も?

  4. 4

    百田尚樹代表《終わったら全部言う!》宣言 日本保守党3議席獲得で飯山陽氏との“暗闘”どうなる?

  5. 5

    自民・小泉進次郎氏は「選対委員長辞任」でさっさとトンズラ…選挙期間中の“食レポ”にも批判が殺到

  1. 6

    国民民主の躍進予想に水差す醜聞…千葉5区出馬の新人・岡野純子候補に「政治とカネ」疑惑

  2. 7

    年収5000万円もありながら“2つの病”に勝てなかったジャンポケ斉藤慎二の転落

  3. 8

    伊藤美誠がパリ五輪シングルス代表絶望で号泣…中国も恐れた「大魔王」はなぜ転落したのか

  4. 9

    共産党は“裏金スクープ連発”で自民惨敗させるも議席減…強まる《政党名変えたら?》に党の見解は

  5. 10

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」