12月21日の冬至に「ん」のつく食べ物を食べる理由…12月の代表的な行事
▽ゆず湯
冬至には「ゆず湯」に入る習慣があります。ゆずの黄色は魔よけの色とされ、ゆず湯につかることで邪気をはらうといわれています。また、ゆずの成分により血行が促進され、風邪予防の効果も期待できます。
さらに、冬至を「湯治(温泉療養)」に、ゆずを「融通が利く」にかけた語呂合わせも、この習慣の由来とされています。
▽「ん」のつく食べ物
冬至には、「ん」のつく食べ物を食べると「運」を呼び込み、幸運につながるといわれています。具体的には、カボチャ(南瓜)、レンコン、にんじん、ぎんなん、かんてん、きんかん、うどんなどがあります。
■大晦日(31日)
一年の最後の日である「大晦日」は、新年を迎えるための特別な日です。
▽年越しそば
大晦日に年越しそばを食べる習慣は、江戸時代に始まったとされています。年越しそばの由来は、細く長いそばが「長寿」を象徴するという説。金銀細工師が散らばった金粉を、そば粉を練ったもので集めたことから、「そばは金を集める」として縁起をかついだとする説があります。