「大阪・関西万博」電子チケット購入の煩雑さは高齢者にはハードルが高すぎる
しかも「いつでも1回」とか「何回でも」と書かれても好きな時に行けるのではない。いつ行くかを予約しなければいけないのだ。
そのために、万博IDというものを作らなければならない。クリックすると、氏名、生年月日、メアド、電話番号などを聞かれ、本人確認のための生体認証やワンタイムパスワードができるように設定する。
要するにチケットは演劇のように前売りを買えば送ってくる紙チケットではない。全て電子チケットで、本人確認できる端末が必要。つまり、スマホかパソコンは必須。いやこれは高齢者にはハードルが高いだろう。
さらに万博IDは入場する人間一人一人が作らなければいけない。家族全員のIDを作るのはもうかなり面倒くさい。
これだけではない。チケットを買うとチケットIDが送られてくる。これを使って入場する日を予約しなければいけないのだ。
ああ、もうやめた。私はこの段階で嫌になった。
さあ、これで入場日が決まっても、今度は各パビリオンを個別に予約しなければいけないのだ。しかもそれが抽選。まあ、予約なしで入れる施設もあるみたいだが、自由度はかなり限定される。