神奈川県相模原市で約200年続く伝統行事 日本一の大凧「相模の大凧まつり」
例年5月4日、5日に相模川河川敷で開催される「相模の大凧まつり」は、かながわのまつり50選などにも選ばれている相模原市を代表するイベントのひとつです。
相模の大凧のルーツは天保年間(1830年頃)までさかのぼります。現在のように凧が大型化したのは、明治時代といわれます。もともとは男の子の初節句を祝うために各家庭が行っていたものでしたが、地域の願いを込めた行事に発展をし、今日に至るまで受け継がれてきました。現在は参加人数が減少したことにより、4地域それぞれが作った大凧を例年5月4日、5日に揚げるという、地域がひとつになったイベントに発展しました。
当日、会場では赤と緑で文字を書いた4つの大凧が、5月の南風を受けて悠々と空を舞います。一番大きい凧は8間、14.5メートル四方、重さも950キロと、実際に揚げる凧では日本一の大きさを誇ります。
開催日:2025年5月4日(日)、5日(月)
場所:相模川河川敷会場
詳しくはこちら:https://sagamihara-city.note.jp/n/n9aae64646f3b