死角で抱き合い性的行為も…鹿児島の温浴施設“閉店やむなし”の複雑事情

公開日: 更新日:

 こうした迷惑行為は全国的に起こっているという。

「ネット掲示板で出会いを求める人たちの間では、東京の城南地区にある大型温浴施設が有名で、足首にロッカーのキーをつけているのが目印になっているともいわれています。私は大型施設に行った際は白濁湯にだけは絶対に入らないようにしています。年配男性に体をジッと見られたことがありますが、非同性愛の男性にとって全裸女性が目の前にいるようなものなので、同性愛の男性が興奮しないほうがおかしく、欲望が抑えられないのも理解はできます。しかし、これは公園で性的行為をすれば、公然わいせつになるのと同じです」(前出のライター)

 こうした温浴施設の経営状況は、燃料費や光熱費の高騰で決して良好ではない。

「浴室やサウナに防犯カメラをつけるわけにはいかず、人を巡回させて他のお客さんの迷惑になる行為を取り締まることもできますが、その分コストがかさみます。トイレのドアの下方部分を開けた状態にしているところもありますが、他の死角で迷惑行為がなされるなど限界があります」(消費経済アナリスト・渡辺広明氏)

 せっかくのリラックス効果を台無しにする迷惑行為は許してはならない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が