西新宿タワマン刺殺事件は「どっちもどっち」なのか? キャバ嬢の“リップサービス”を真に受ける男のタイプ

公開日: 更新日:

 男をもてあそぶ女性は確かにいるが、非日常を楽しんで明日の活力にするのが大人というもの。なのになぜリップサービスを真に受けて“暴走”してしまうのか。

 明大講師の関修氏(心理学)は「あくまで一般論で、大前提として相手の女性に恋愛感情を抱いているから、ということはありますが」と、こう続ける。

「リップサービスだろうが何だろうが、相手や周囲の迷惑も顧みずに突き進んでしまう男性に多く見られるのが、収集癖がある、つまりコレクタータイプです。要するに所有欲が強すぎるので、自分が欲しいと思ったモノは、是が非でも手に入れないと気が済まない。目的のためには手段を選びませんし、生活費などを犠牲にしてまで手に入れようとします」

 対象が“モノ”ならいいが、それが“ヒト”になると厄介だ。

■愛情が憎悪に反転

「どうしても手に入らないとなると、愛憎はコインの裏表で、簡単に憎悪に反転する。憎悪が募ると、手に入らないのは自分が悪いんじゃない、相手のせいだから罰してもいいと、自己を正当化するようになりがちです」(関修氏)

 身勝手としか言いようがない。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ