西新宿タワマン刺殺事件は「どっちもどっち」なのか? キャバ嬢の“リップサービス”を真に受ける男のタイプ
25歳女性が東京・西新宿の自宅タワマンで刺殺された事件をめぐっては〈どっちもどっち〉という書き込みもあった。殺人の疑いで送検された川崎市の51歳男の供述が本当だとすれば、男に貢がせるだけ貢がせてポイ捨てした元ガールズバー経営者の被害女性も〈いかがなものか〉というわけだ。
「女性の“仕打ち”を全肯定するわけじゃありませんけど、そもそもホステスとお客さんの関係って化かし合いでしょ? キャバ嬢トークの“さしすせそ”を真に受けられても……」と、東京・銀座の30代クラブホステスは顔を曇らせる。
「さすがです!」と持ち上げ、「知らなかったです!」と驚いてみせる。「すごいです!」とまた褒め、「センスいいですね!」とまたまた褒め、「そうなんですか!」と何度も驚いてみせ、男をいい気分にさせる。
「遊び慣れた男性は、それが料金分のリップサービスと分かった上で、笑顔で『楽しかったよ』と気持ちよく帰る。まあ、モテますよね。でも、中には『このコは俺に気があるな』と、すぐに“本気モード”のスイッチが入るお客さんもいたりして……クラブやキャバクラは“夜の大人のディズニーランド”。ファンタジーの世界に、いきなりリアルな感情を持ち込まれても困りますよね」