JT×日清製粉グループ 冷凍食品などを手掛ける食料品大手を比較
あすは久しぶりに朝寝坊して、ゆっくり過ごしたい。ブランチは家にあるものでパッと済ませればいい……そんな休日もたまにはいいものです。
昼前に起き出し、冷蔵庫を開けるとたいした食材は見当たりません。食品棚にあるパスタを茹でてレトルトのパスタソースをあえるか、それとも常備してある冷凍食品のチャーハンでも食べようか。
今回はパスタや冷凍食品などを扱う、食品も手掛ける「日本たばこ産業」(JT)と「日清製粉グループ本社」の社員待遇を比較してみます。両社とも東証の業種分類は「食料品」です。
JTは国内で唯一、たばこ製造を行っています。M&Aで海外のたばこ事業を拡大し、現在は世界3位のたばこ企業。一方、子会社では食品や医薬品、加工食品も手掛けます。グループ会社のテーブルマークは米飯やうどんの冷凍食品、パックごはんなどを販売しています。
日清製粉グループは、製粉分野で国内トップ。酵母・バイオ事業、健康食品、中食・総菜事業なども展開します。傘下の日清製粉ウェルナは「マ・マー」「青の洞窟」といったブランドが有名。食品事業のほか、エンジニアリング、メッシュクロス事業なども行っています。