豊田通商×日本紙パルプ商事 卸売業に分類される「商社」を比較

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 株式市場が再び盛り上がりを見せています。先週、日経平均株価は史上最高値を更新する4万2000円台を付けました。株高の牽引役は米エヌビディア株上昇の流れを受けた半導体関連だといいます。

 東証は業種を33に分類。半導体関連は電気機器に属する会社が多いようです。水産・農林業や食料品、建設業、化学、不動産業、サービス業などに分かれますが、そのなかに卸売業があります。今回は、その卸売業に分類される「豊田通商」と「日本紙パルプ商事」の社員待遇を比較してみます。

 豊田通商はトヨタ系の総合商社。1948年に豊田産業の商事部門を継承する「日新通商」として設立されました。56年に現社名となっています。自動車関連を中心にエネルギー、化学品、食品、機械など多岐にわたる事業展開で、総合商社6位を誇ります。

 日本紙パルプ商事は1845年、京都で和紙商として創業。1970年に現社名へ変更しました。紙パルプを中心に広範な商品を取り扱う商社で、紙流通では国内首位。基幹事業の国内卸しをはじめ、海外卸業、製紙加工、環境原材料、不動産賃貸も手掛けます。

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