著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「伴食宰相」(26)「神の国」発言の森喜朗は村山談話に閣僚として同意していたはずではないか

公開日: 更新日:
衆院予算委員会で居眠りする森喜朗首相=右、2001年2月8日(C)日刊ゲンダイ

 首相が「使い捨て」時代の例として、昭和という時代を中心に見てきた。その中で昭和から平成にかけての首相の入れ替わり期をD群として、個別に見てきた。そのグループに入る森喜朗元首相についての「神の国」発言の歴史観のずれを論じてきたが、あえてこういう首相が誕生する背景を見ることで、日本…

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