堀井学は議員辞職だけでは済まされない 裏金集団の自民党から“足抜け”するためにやるべき3つのコト

公開日: 更新日:

■五輪メダリストとしての誇りを取り戻せるか

 堀井は当初、多額の裏金について「お金のことは秘書に任せていた」と言い、さらに自身で道内に運んだ現金約500万円についても「当初は何の金かは分からず、秘書にLINEで尋ねて、キックバックであることがわかった」などと、すっとぼけていたのだが、ここにきて特捜部の調べに対し、「収支報告書に記載しないことを了承していた」という趣旨の供述をしたというのだ。

 改正前の政治資金規正法は収支報告書の記載や提出の義務を政治団体の会計責任者に課し、違法行為があった際、政治家本人を立件するには、その事実を「確認、了承」していた場合に限られていた。このため、裏金議員らは一様に「秘書が」「知らなかった」と繰り返し、堀井もこれまで同様の釈明をしていたわけだ。

 だが、堀井が特捜部に「了承していた」と証言したということは、自身が裏金作りに関与していたとする動かぬ証拠を突きつけられて逃げ切れないと観念したからだろう。「順法精神の欠如」を猛省しているのであれば、このまま議員辞職でダンマリを決め込むのは許されない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」