阪神今季のカギは「岡田顧問を黙らせること」か…苦言や喝、ボヤキに「おーん」と言いたい放題
広島との開幕戦を4-0で制し、初勝利を飾った阪神の藤川球児新監督(44)。幸先よいスタートを切ったが、これからやるべき仕事がある。
「この日、テレビ解説を務めた前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)の“口撃”を封じることです」と、放送関係者がこう続ける。
「歯に衣着せぬ岡田顧問は去る27日、OBの鳥谷敬氏とのトークショーで『開幕は3連勝せなアカン』と発破をかけたうえ、『オープン戦ではいろんな選手を使いすぎた』と藤川野球に苦言を呈した。『チャンスを与えるというプラスの…』と鳥谷氏がフォローを入れるも、『チャンスなんか与える必要ないんだよ。プロやからね、おーん』と畳みかけていた。キャンプ中も、シートノックで今季から取り組む外野からの『ノーカット返球』が乱れる場面が目立つと、『もっと締めなアカン』と喝を入れている。前監督としてチームを把握しているだけでなく、阪神への愛着はかなり強い。顧問として年俸1000万円以上の3年契約を結んでいる身とはいえ、気になることがあれば、一言言わずにいられないのです」
実際、この日も三回に中前打で出塁した近本が盗塁をしなかったことにボヤく場面もあった。