最高額提示のソープランドに女性客を売り飛ばす…歌舞伎町ホスト&スカウトら4人「悪の所業」

公開日: 更新日:

「渡辺は女性客から身長、体重、スリーサイズ、ブラのサイズ、マットプレーの可否、NS(ノースキン)OKかなどを聞き取り、ブラジャー姿の写真を添付したプロフィルを作成して、風俗店に売り込んでいた。ソープ側が一定の報酬を約束する『最低保証金』を設定し、全国6つの店舗に書類を送り、いくらまで報酬を出せるか競わせていた。最も高額だったのが、『10日で60万円』を提示した大分のソープでした。最低保証金とは、仮に54万円しか売り上げがなかった場合、残り6万円を店側が保証する制度です」(捜査事情通)

「SUPERMAX STAGE2」のHPによると、1時間の「セカンドマックスコース」は2万1000円から。ソープ嬢の取り分は売り上げの6割で、店には4割が入る仕組み。スカウトの仲介があった場合は、売り上げの9%を「スカウトバック」として店側が負担していた。

「女性客に高額な売掛金を負わせ、風俗店に沈める組織的な売春あっせんは全国で行われています。小島は出稼ぎの女性を中心に地方に派遣していて、30店舗と契約を結んでいた。4年ほど前から複数の店舗で保証金額を競わせ、これまで約1300万円を受け取ったとみられている」(前出の捜査事情通)

 悪徳ホスト、風俗スカウト、風俗あっせん業者が結託し、「人身売買」とは、やることがあくどい。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動