ソチの異常気象…クロカン選手はノースリーブに、海水浴客まで
冬季五輪だというのに気温12度まで上がったクロスカントリー会場では、選手がノースリーブ姿で登場した。
雪不足に悩まされ、連日ポカポカ陽気が続くソチだが、この日(12日)のオリンピックパークは最高気温17度を記録。海岸では、季節外れの海水浴を楽しむ観光客もいたほどだ。
ソチはロシアの避寒地として知られ、温暖な土地柄だ。2月の気温は例年なら7度前後。ところが世界的な温暖化なのか、アルペン会場の山間部でも雪が解け出し、至るところで土が露出。人工降雪機をフル回転させても追いつかず、滑降のコースでは雪面硬化剤をまくなど、対応に追われている。
東京では先週に引き続き、今週末も雪予報。ソチよりも冬季会場にふさわしいんじゃないか。