マー君は大丈夫? 「スポイラ」誌にまつわる不吉な“ジンクス”

公開日: 更新日:

「確かに名誉なことだが、マー君は大丈夫か?」――。

 ヤンキース・田中将大(25)が米スポーツ総合誌「スポーツ・イラストレーテッド(SI)」の表紙を飾ることに、こんな声が上がっている。

 同誌は全米最大の発行部数を誇り、毎年3月下旬に発売される開幕特集号には、その年に最も期待される選手が表紙に起用されている。54年に創刊された同誌の表紙を飾ることは米国のアスリートにとっては名誉なことではあるものの、不吉なジンクスがあるのも事実だ。

 実は開幕特集号に限らず、「スポイラ」誌の表紙を飾った選手はその後、故障したり、不振に陥ったりして大した活躍ができないケースが少なくないからだ。

 過去の日本人選手では07年にレッドソックス入りした松坂(現メッツ)が表紙に起用され、15勝(12敗)をマークし、チームの世界一達成に貢献。ジンクスとは無縁だった。翌08年には開幕から打撃が好調だったカブス・福留(現阪神)が登場したが、見事にシーズン終盤は失速した。

 田中は松坂同様、ジンクスをはねのけられるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる