敵地でブーイングの中…マー君 2者連続被弾も3勝目
宿敵との対戦を前に「今後は何度も投げることになるので、最初の登板でいい投球をしたい」と話していた通り、五回以降は持ち直す。走者を出しても落ち着いて後続を打ち取り、つけ入る隙を与えなかった。
八回先頭のサイズモアからこの日、7個目の三振を奪ったところで交代。重圧がかかるはずの敵地で好投を披露し、手厳しいことで知られるレッドソックスファンもうならせた。田中が三塁側ベンチに引き揚げる際には、スタンドから拍手が起きたほどだ。
昨季のワールドシリーズチャンピオン相手に好投し、まずは敵地のファンに強烈な印象を植え付けた。
イチローは「8番・右翼」でスタメン出場。七回に左越えの二塁打を放つなど4打数2安打。レッドソックス・田沢は九回に登板し、イチローを二ゴロに仕留めるなど1回を1安打無失点。ロイヤルズ・青木はインディアンス戦で3打数1安打だった。
▽ボストン
ヤンキース202 040 010―9
レッドソックス000 200 001―3