ポルトガル大敗も呪い? ガーナの国民的呪術師がネットで話題
前回ベスト8のガーナは、米国と3大会連続の対戦。欧州のリーグで活躍するタレントも多く、ダークホースにも数えられる好チームだが、大会前から注目を集めているのは、なんと選手ではなく、ナナ・クワク・ボンサム(39)という呪術師だ。
「呪術で何でも治す」という触れ込みで有名になったガーナの国民的呪術師で、テレビ収録には毎回数千人のギャラリーが殺到する人気者だとか。
C・ロナウドが大会直前のテストマッチをケガで欠場すると、この呪術師がガーナのラジオ番組で、「ポルトガルのエースであるロナウドに4カ月も前から呪いをかけて、ケガを負わせた」と発言。英デーリー・メール紙がこの呪術師をクローズアップし、世界中の話題になった。
■ツイッターでも「ポルトガルの惨状は呪術師の仕業」
欠場が心配されていたロナウドは、無事ドイツ戦にフル出場したものの、なんとポルトガルはドイツに0―4と大敗。“呪い”は解けるどころか、ポルトガルのチーム全体にまで波及していた。試合後もツイッターでは、〈ガーナの呪術師の威力半端ない〉〈ポルトガルの惨状は呪術師の仕業〉などと大盛り上がりだった。
ガーナはアメリカに1―2で敗れたものの、アメリカの点取り屋アルティドール(24)が前半途中で負傷退場、残り試合は絶望的になった。呪いはここでも効いている。