ギリシャ戦の切り札 「本田と大久保で“Wゼロトップ”」提言
ブラジルW杯グループリーグの大一番・ギリシャ代表戦(日本時間20日午前7時キックオフ)を控えた日本代表は、ブラジル北東部ナタル市の試合会場ドゥーナス競技場で同19日午前6時15分から公式練習を行った。
ウオーミングアップでMF本田は入念にストレッチ。それからFW岡崎とDF内田と一緒にトライアングルになってパス交換。W杯前に故障を抱えていたDF吉田と酒井宏が、コーチと一緒に股関節のストレッチなどをやっている中、FW香川の動きが目を引いた。
ドリブルしながらフェイントを交えて右足のアウト、インを使ってボールの方向を変えたり、ストップしたり、コートジボワール戦で不調だったドリブル突破の感覚を取り戻そうとしていた。
同C組の別試合、コロンビア―コートジボワール戦(日本時間20日午前1時キックオフ)で、コロンビアが「勝利」か「引き分け」た場合、日本はギリシャに負けた時点でグループリーグ敗退が決まる。
それだけに日本はギリシャ相手に背水の陣で臨み、引き分けて勝ち点1ではなく、何が何でも勝って勝ち点3を獲得したい。大黒柱の本田は「1本でも多くのチャンスをつくり、取られても取り返す。そのスタンスを貫けば、絶対やっていける自信がある」とコメント。自信満々に「攻めて勝つ」と言い切った。