騒ぎが目的化…日本サッカーの沈下を招いた未熟サポーター

公開日: 更新日:

「日本では、スポーツの見方が表層的だし、未成熟。拍手やブーイングのタイミングすら分からないような人たちが多いのです。もちろん目の肥えたサポーターもいるでしょう。選手の状態や監督の采配を見ながら、相手チームのデキや戦術を見極めて目の前の試合を楽しむ。そんな本当のサッカーファンも代表チームに声援を送っていたはずです。ただ、コアとされるサポーターであっても、“ジャパニーズオンリー”の垂れ幕を掲げて外国人を排除したりするのだから情けない」(スポーツライター・工藤健策氏)

 日本がどんな試合をしようが、ただ浮かれて騒いでいたサポーターは、日本の敗戦とともに雲散霧消する。彼らはスポーツの何たるかを理解する気はないし、本物のサッカーファンになることもない。プレーや采配にも無批判。こうした一部の未熟なサポーターたちが、日本サッカーのレベルをおとしめている可能性は否定できない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方