星野監督の退任も? デーブ大久保「代行の代行」昇格の意図
2日、大久保博元二軍監督(47)が一軍に昇格し、監督代行を務めることを発表した楽天。決定したのは、1日のオリックス戦に敗れた後の深夜0時過ぎというから、急転直下の人事だった。
「チーム統括本部長は、オリックスに9戦9敗となったことが一因とし、<現状を変えられるのは大久保さんしかいない。球団社長と話し合って決めた>と説明したが、球団関係者はみな<鶴の一声>と口を揃えていた。そう、三木谷オーナーのトップダウンというのが真相です」(担当記者)
楽天は、黄色靱帯骨化症という難病に侵された星野監督(67)が休養。5月26日から佐藤投手コーチ(59)が監督代行を務めていたが、9勝14敗と負けが込んでいた。前日1日のオリックス戦は三回までに4-0とリードしながら、逆転負けをくらってこのカード9連敗。これに、三木谷オーナーの我慢が限界に達したのだろう。サッカーのヴィッセル神戸で1年半の間に5人の監督のクビをすげ替えた短気なオーナーのことである。<佐藤を大久保に代えろ! 代行の代行だ!>となったのは、さもありなん、だが、面白くないのは星野監督ではないか。