今季終了の錦織圭 イベント引っ張りだこで心配な“オフ不足”
錦織圭(24=日清食品)はATPツアー・ファイナル準決勝で世界1位のノバク・ジョコビッチ(27=セルビア)に敗れたものの、男子ツアーを統括するATPのカーモード会長は会見で、「彼がこれからスター選手として活躍することを確信している」と語った。
同会長は、錦織が今後マスコミに追い回されることを懸念し、「彼にとっては負担も大きくなるので、メディアの皆さんには優しく接してもらえれば」とも言った。
錦織の今季公式戦はすべて終了。11月22日には都内で、グランドスラマーのアンドレ・アガシ(44)とのチャリティーゲームが予定されている。
だが、錦織にとって問題はその後だ。
錦織の来シーズンは、1月4日のブリスベーン国際からスタート。翌週のクーヨン・クラシックから19日に開幕する全豪へと連戦が続く。12月に取れるつかの間のオフは、体のケアと休息にあてつつ、すぐにトレーニングを開始しなければならない。
そんなことはお構いなしの大手メディアは当然、年末年始の目玉企画に錦織を起用したい。
マネジャーは交通整理が大変だ。