<第2回>日本のメディアはゴルフへの関心が低すぎる

公開日: 更新日:

 米ツアーは年をまたいで開催されており、2014─15年シーズンはすでに始まっている。

 ところが日本男子ツアーはメジャー初戦のマスターズ(4月9~12日)が終わった翌週、4月16日の東建ホームメイトカップでようやく開幕を迎える。

 これではゴルフファンの目は海外を向き、国内大会は関心が薄れてしまう。人気の松山英樹石川遼が米ツアーを主戦場にしていることで、注目度も低くなる。

――これからも人気プロの海外流出は止められない?

 ゴルフ界に限らず、野球サッカーもそうですが、ボーダーレスの時代になって、力のある選手が海外のトップステージに挑戦していくのは自然の流れだと思います。

 ただゴルフの場合、野球やサッカーに比べてスーパースターが少なく、歴史はあっても、巨人阪神のように根強いファンがいるわけではありません。

 アントラーズやレッズのように地元密着型であれば、地域住民に応援してもらえますが、それもない。個人競技ですから、選手がいなくなったら、それまでです。人気を維持し続けるのが難しい。ですから、人気選手不在の現状を認めざるを得ないのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情