米国で“就活中”の元楽天AJ 敏腕代理人でも新天地決まらず
昨季まで楽天でプレーした、かつてのスター選手が米球団に売り込みを図っているという。
元楽天のアンドリュー・ジョーンズ外野手(37)のことだ。スポーツ専門局「ESPN」(電子版)が伝えたところによれば、昨季限りで楽天を自由契約になったジョーンズは一塁か外野の控え、指名打者としてのプレーを希望しているという。
ジョーンズはメジャー通算17年間で、打率2割5分4厘、434本塁打、1289打点。ブレーブスやヤンキースなどでプレーし、オールスターには5回出場し、ゴールドグラブ賞は10回受賞している。13年からは楽天に所属し、281試合で打率2割3分2厘、50本塁打、165打点だった。
ジョーンズの代理人であるスコット・ボラス氏は「まだ、全盛期のパワーを持ち合わせている。日本で(1シーズンに)25本塁打できれば(メジャーでも)通用する」と話している。
ジョーンズは今年の4月で38歳。41歳のイチローの新天地がなかなか決まらなかったように、メジャーではベテラン野手の再就職は厳しいのが実情だ。
敏腕代理人の売り込みにかけるしかない。