坂本欠場で浮上する内野の“緊急補強” 巨人が狙う選手の名前
巨人の新主将・坂本勇人(26)が足の張りを訴えて15日のオープン戦を欠場した。
試合前練習は行わず、アイシングなどの治療を受け、「昨日から張っていると思っていた。ムリする時期じゃないので」と試合開始直前にさっさと帰宅した。
坂本不在で打線はいよいよ元気がなくなり、この日はわずか4安打の完封負け。オープン戦のチーム打率は.215、本塁打はわずか1本。川相ヘッドコーチは、「(坂本は)体調不良だから何もやらせなかった。ケガは右か左か? どっちかなんて言う必要はないでしょう。(明日以降は)全力でできるようになったら使います。今日みたいに坂本が試合に出られないと、(メンバーを)変えざるを得ないわけだから」と不機嫌そうにまくし立てた。
そんな中、浮上しているのが緊急トレードである。ある球界関係者がこう言う。
「二塁の片岡も打率1割台と不振。本来は内野のバックアップ的な役割だった井端の開幕二塁が濃厚となっている。坂本はキャンプ前の腰痛に続いて早くも今年2度目の故障でしょ。オールラウンダーの井端がスタメンを張るケースが増えれば、内野の控えの層が薄くなってしまう。巨人からはダブついている外野手か中堅どころの投手を交換要員に、トレードで内野手を獲得する動きが水面下であるようです。狙いは今季の構想から外れた実績のある元レギュラークラス。例えばヤクルトの森岡とか、若手の台頭で完全に出番を失った広島の東出あたりも調査しているようです」