“聖地”荒れず…好スコア続出をアマゴルファー喜べない理由

公開日: 更新日:

 全英オープン初日は、米ツアー屈指の飛ばし屋、D・ジョンソンが1イーグル、5バーディーと飛距離を武器にスコアを大きく伸ばした。

 また、アンダーパーは63選手と好スコアが続出した。

 会場は7297ヤード・パー72設定と、先の全米オープン(7769ヤード・パー70)に比べて距離が短い。

 スコットランド名物の一日に四季があるといわれる荒天でなければ、ドライバーで300ヤード近く飛ばす世界のトッププロにとってパー5は2打目でグリーンに乗ってくるし、パー4の2打目はアプローチ合戦の様相。プロには聖地でのスコアメークが難しくなかったわけだ。ゴルフライターの吉川英三郎氏がこう解説する。

「今年は7月4日に大雨が降ってコースが水浸し。大会直前も連日の雨で、この時季のリンクスにしては珍しく芝が青々としてグリーンもフェアウエーもウエット。バックスピンがよく利いてボールが落下地点から手前に戻っていた。いつものコンクリートのように硬くて、ボールがどちらに転がるのかわからない難コースとは違い、ピンをデッドに狙っていけた。午前組は冷たい風も吹かなかったので、パッティング勝負の簡単なコースだったようです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」